民事再生という法律について知りたい

民事再生法は、債権者、債務者、さらには裁判所にとって、とてもメリットのある意義のある法律です。

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民事再生という法律のメリット

民事再生法とは、債権者と債務者間で行う破産処理手続きを円滑に行うために制定された法律のことです。施行される以前は、この処理は債務者の破産原因が確定したときに適用されるものであったため、破産する債務者には、債権者に弁済する財産がほとんど残っていなく、債権者を守れないという問題点がありました。さらに、破たんの度合いが大きく、裁判所が介入することのできる範囲が限られていて狭いということも問題でした。それらの欠点を補完するために作られたのが民事再生法です。この法律は、債権者と債務者の弁済についての話し合いを、将来破産する可能性が高まった時点で行うことができるので、債権者の保護を念頭に入れたものとなっています。話し合いの期間が長くなったので、必然的に裁判所が調停に入れる時間長くなり、範囲も長くなったのです。

一方、再生法が施行される前は、経営が破たん寸前であった債務者は、再生法により破たんを阻止するための話し合い、調停がされることになり、経営を立て直すこともできやすくなりました。再生法が適用されると、裁判所から財産の保全命令が出され、債務者は当事者以外の債権者に債務を返済することが制限されるので、この法律は債権者、債務者双方にとってメリットのあるものとなっています。